

吉田農場株式会社
Yoshida Farm Co., Ltd.
事業概要
吉田農場は、農産物の生産・加工・流通(販売)、作業受託(耕耘、防除、休耕地管理)を行う会社です。
自社生産品
□馬鈴薯 「とうや」
「ノーザンルビー」
「シャドークイーン」
「レッドムーン」
「ノーブルシャドー」
□南瓜 「バターナッツかぼちゃ」
「島かぼちゃ」
□冬瓜 「姫冬瓜」
□大根 「青首大根」
「丸大根」
□白菜 「オレンジクイン」
□里芋 「唐の芋」
□ニラ 「ミラクルグリーンベルト」
受注生産品
□キャベツ
□ズッキーニ
□カブ
□ブロッコリー
□割干大根
見計らい便
□夏野菜3種セット
□秋野菜2種セット
□秋夏野菜5種セット
一般物資
□しょうゆ 「越のむらさき」
□ソース 「コーミソース」
諏訪山柑橘園
□柚子(青)
□柚子(黄)
□その他
作業受託
□耕 耘(ロータリー)
□心土破砕(プラソイラー)
□掘り取り(ディガー)
□肥料散布(ライムソワー)
□薬剤散布(マルチスプレーヤ)
□緑肥裁断(フレールモア)
□休耕地管理(年間)
□馬鈴薯植付(2月下旬~3月上旬)
甘楽町ふるさと納税
□ふるさとチョイス
□さとふる
□ふるなび
□楽天ふるさと納税
□auPAYふるさと納税
□セゾンのふるさと納税
□JALふるさと納税
事業年度
第1期 自:2013(H25)年12月19日
至:2014(H26)年11月30日
第2期 自:2014(H26)年12月01日
至:2015(H27)年11月30日
第3期 自:2015(H27)年12月01日
至:2016(H28)年11月30日
第4期 自:2016(H28)年12月01日
至:2017(H29)年11月30日
第5期 自:2017(H29)年12月01日
至:2018(H30)年11月30日
第6期 自:2018(H30)年12月01日
至:2019(R01)年11月30日
第7期 自:2019(R01)年12月01日
至:2020(R02)年11月30日
第8期 自:2020(R02)年12月01日
至:2021(R03)年11月30日
第9期 自:2021(R03)年12月01日
至:2022(R04)年11月30日
第10期 自:2022(R04)年12月01日
至:2023(R05)年11月30日
第11期 自:2023(R05)年12月01日
至:2024(R06)年11月30日
第12期 自:2024(R06)年12月01日
至:2024(R07)年11月30日

サワガニ 2020/07/16弊社圃場にて
吉田農場株式会社は、環境や資源が損なわれないようなしくみをつくり、将来の世代にわたって活動・発展し続けていくことができる社会を目指しています。
また、消費者の方々が健康で明るく、楽しい生活を営むことができるように、安全でおいしい栄養のある作物を生産し、確かなものだけをお届けするよういつも心がけています。
消費者の方々からのさまざまな要求に対応するために、生物育成の技術力をみがくことにこだわります。
そして、農業の持つ物質循環機能を生かし、生産性との調和などに留意しつつ、土づくりなどを通して化学肥料や農薬の使用等による環境負荷を軽減します。
安全と環境に配慮した「農業」で、より良い社会の創造に貢献できる企業でありつづけたいと考えています。

土づくり 2023/04/24弊社圃場にて
12月上旬にコンニャクの収穫が終わると、土が凍る前にプラソイラーで圃場を粗耕起します。この作業は、硬盤層(不透水層)に 亀裂を入れたり、固結した心土を破砕することで、下層土が膨軟になり、透・排水性をより向上させるために行います。コンニャクの栽培においては、排水対策がとても重要な作業となっています。
耕耘作業には、大別すると、反転耕(プラウ)と撹拌耕(ロータリ)とがあります。弊社では3月になるとライムソワーで生石灰などの土壌改良剤を散布した後、耕起と砕土を同時に行えるロータリを使用して耕耘します。
耕耘中は、ハクセキレイがすぐ近くまで寄ってきて、土の中から出てくる昆虫を走り回りながら捕食する様子がよく見られます。
<おすすめの本>
トラクターの世界史(中公新書)

じゃがいも
じゃがいもにはいろいろな種類があることを知っていますか。形が卵形のものや、皮が赤色のもの、食べるとホクホクしているものや、しっとりしているものなど、とても個性豊かです。みなさんがいつも食べているカレーやシチュー、サラダなどに使われているじゃがいもを調べてみると楽しいかもしれません。
甘楽町上野地区にある吉田農場の畑では、「男爵薯」、「とうや」、「ホッカイコガネ」、「アンデス赤」、「キタムラサキ」、「ノーザンルビー」など、いろいろな種類のじゃがいもを作っています。今年は晴れの日が多く、雨の日もちょうど良くあったので、大きくておいしいじゃがいもがたくさん収穫できました。
社員全員で協力して安心・安全な食材をお届けするよういつも心がけています。
<おすすめの本>
ジャガイモのきた道 (岩波新書)

たね
固定種野菜の魅力は、何はともあれ自家採種できることです。形の良いものや、食味に優れたものを母本として選んだり、完熟した果実から種を採り出したりする作業はとても魅力的です。
吉田農場では、南瓜(バターナッツかぼちゃ)、冬瓜(長冬瓜)、小豆(とよみ)などの作物で自家採種をしています。また、自家採種した種を使用した苗づくりをしています。
<おすすめの本>
たね ずかん(技術評論社)

防除記録
吉田農場では例年7月上旬から9月下旬ごろまで、ボルドー液を使用したコンニャクの防除を1つの圃場につき10回程度行います。ボルドー液は広範囲の病害に対する優れた予防効果や残効性があり、安全性の高い無機銅農薬です。使用する日の早朝に弊社敷地内でボルドー液の調整作業を行っています。
防除作業は、計26ヶ所あるコンニャク圃場を4つのエリアに分け、防除計画にしたがって行っています。防除後には、硫酸銅や生石灰、展着剤などの使用量、平均散布量(L/10a)などを記録します。また、各圃場ごとにコンニャクの生育状況、病害虫の有無、雑草の状況、排水路の状態などもできるだけ細かく記録します。
<おすすめの本>
コンニャクの絵本(農山漁村文化協会)

給食の時間
地産地消の目的は、郷土愛を深めることにあると思います。地産地消を推進することで子どもたちが郷土を大切に思ったり、より深く考えたりすることができれば、進学や就職などで町外へ転出したとしても、やがて地元に帰り何らかの形でかかわりを持つに違いありません。学校給食が子どもたちに与える影響はとても大きく、給食の時間の楽しさや出来事などは大人になっても深く印象に残っているものです。地元で生産された野菜に対する子どもたちの関心はきわめて高いと言えます。地元の野菜をふんだんに給食で使用し、地産地消の推進によって子どもたちの郷土愛を深めることができれば、地域農業の活性化や後継者不足の歯止めにつながると考えています。
<おすすめの本>
農業大国アメリカで広がる「小さな農業」
進化する産直スタイル「CSA」
(農山漁村文化協会)